2012年12月26日(水)
基礎コンクリート試験工事 東建(ホームメイト) 大和支店 現場監督ブログ!
こんにちは!
工事現場からの進捗NEWSをお届けいたします。
神奈川県横浜市鶴見区 O様マンション新築工事
現場担当の大和支店のMAOです。それでは、マンションの出きるまでの工事進捗状況を順番に追って見ていきましょう。
コンクリート試験の施工状況です。
上記試験は、コンクリートの工場より適正な資材が納入しているかを確かめる試験です。
右上にある筒状のゲージの付いている機材は、空気量を測定する機材です。
スランプ試験(写真左)
スランプ試験(スランプしけん、Concrete Slump Test)とは、凝固前の生コンクリート(生コン)の流動性を示す値であるスランプ (slump)、スランプ値を求める試験のことです。スランプの値が大きくなるほど流動性の高い生コンクリートになります。スランプ試験によって求められ、単位はcmで表します。スランプはコンクリート打設作業の難易と効率、ワーカビリティー(workablity) を調べる指標になります。
スランプの試験方法
スランプ試験は次のように行われる。スランプコーン (slump cone) と呼ばれる試験用の入れ物に生コンクリート入れ、突棒で攪拌したあとで垂直上にスランプコーンを抜き取り、コンクリート頂部の高さが何cm下がったかを測定します。数値が大きければその分下がっているので生コンクリート流動性が高いといえます。建築ではスランプは15cmから18cmがよく使われます。
なお、あまりにも流動性の高いコンクリートは、スランプコーンを引き抜くと水溜り状に拡がってしまいます。その場合はスランプ値の代わりに、試験体の広がりの直径の値をスランプフロー(slump flow)として用います。
ワーカビリティーと施工
ワーカビリティーの高低は打設対象が建築物なのか、土木構造なのかと対象によって異ります。例えば、ビルなどの建築物は鉄筋が密集しているため、流動性の高いコンクリートがより作業性が高いです。流動性が低すぎると、鉄筋の隙間にコンクリートが回らないことによる欠陥が発生します。ダムなどの土木工事の場合、鉄筋間隔が十分にあり、強度や重量が必要であることから、水分量が少なく高強度・低スランプのコンクリートが使用されます。
スランプとコンクリート強度
一般的にコンクリート中の水を多くすることによりスランプが大きくなるが、水を過剰に加えるとコンクリートの強度低下につながります。コンクリートと水との関係は水セメント比と呼ばれる重量比率が建築基準法の関係法規で定められている。水を過剰に使用することなく、コンクリートの流動性を確保するため、コンクリートに混ぜて使用される混和剤という薬品(AE剤やAE減水剤)もあります。スランプの値とコンクリートの強度は直接関係はしないのです。
次号も、基礎コンクリート工事 試験についてです。
是非お楽しみに・・・

◆概略工程
工事進捗状況 予定
9月下旬 : 基礎工事着工
1月下旬 : 躯体工事完了
4月下旬 : 建物・外構完成
【建物完成パース(イメージ)】建築商品の情報を見る
2012
4階建て2戸並び(写真はイメージです)
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
東建コーポレーション 大和支店
〒242-0028
神奈川県大和市桜森2−13−1
TEL:046-200-1600
FAX:046-200-1606
http://www.token-yamato.com
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
店舗情報
- 店舗名
- Googleストリートビュー
- 店舗の内観を見る
- 所在地
- 〒242-0028 神奈川県大和市桜森2-13-1ティアラ 1F FAX:046-200-1606
- 定休日
- 日・月曜日・祝祭日
- 営業時間
- AM10:00〜PM5:00
交通アクセス/経路検索
出発地と目的地をフリーワードで手入力して経路を検索できます。
目的地は、「当物件で設定」「仲介店舗で設定」ボタンで自動入力することも可能です。
出発地と目的地は、「現在地で設定」「当店舗で設定」「当物件で設定」ボタンで自動入力することも可能です。
ご来店、電話・メールでのお問合せを
お待ちしております。